(ルイズのヤツ今日は機嫌が悪いっていうかなんだか元気がなかったなぁ)
いつものようにルイズの下着を洗濯しながらふと今朝のことを考えていた
怒ってない日はないってぐらいいつもぎゃあぎゃあうるさいルイズだけど
今日は調子が悪そうだった
そういえば丁度ひと月ほど前もそんな日があったように思う
「あ、血だ・・・」
洗おうとしたルイズの小さな下着にオリモノのシミを見つけて
俺はさっきの疑問を自己完結した

ふと辺りを見回す
ルイズたちは授業中で校庭には誰も居ない
他の使い魔がちらほらと何をするでもなくたたずんでいるだけだ
俺は洗濯を中断し、そっと校舎の壁際に移動した
なんだか心臓がドキドキしている
股間はすでにカチカチになってズボンが少し苦しい
でもその締め付けがキモチいい
俺はさっきのショーツにマスクをつけるかのように鼻と口を埋めて
大きく息を吸い込んだ

強烈な匂いが鼻腔をかすめて
頭がぽわんとしてくらくら気持ちがいい
ルイズが発するミルクのような甘い香りとそれをかき消すような
生臭い匂い
鼻血を飲み込んだときのような鉄の味が頭いっぱいに広がる
そしてかすかに拭き残したアンモニア臭
それらがぐちゃぐちゃに入り混じったとてもエロい匂いだ
・・・たまらない
俺はズボンの上からごしごしとチンコを擦った
すぐにでも射精してしまいそうだ

リーンゴーン・・・リーンゴーン・・・
ビクッとしてイキそうになるのを堪え、俺は手を止めた
午前の授業終了のベルだ
カウパーでズボンの中はぬるぬるになっていたが
最後までするのはおあづけのようだ
学生が昼食を取るために
校庭や食堂に出てくる
それにさっさと洗濯を終わらせないとまたルイズにどやされる
俺はその下着をそっとポケットにしのばせ
とりあえず残りの洗濯を済ませるために洗い場に戻った

・・・・・・
「ルイズが部屋に戻った?」
洗濯を終えて昼食にありつこうとした俺に
キュルケが少し心配そうな表情で教えてくれた
授業中も調子が悪そうにしていたルイズが
午後の授業は休むと届け出て部屋に帰ったというのだ
昼食も取らずに
それを聞いてすぐに部屋に戻ろうとした俺に
事情を判っているキュルケはあまり騒ぎ立てると
ルイズが恥ずかしがってかわいそうだからと諫めた

まったく情けない使い魔だよ俺は
ルイズが危ないとき、苦しい時、いつだってそばに居て
助けてあげたいのにオナニーしてる場合じゃない
ホント最低だ
一方のキュルケはホントにいい娘だ
いつもルイズとはイガミあっているのに
すごくルイズのことを心配してくれていた
自分が看病したんじゃバツが悪いから
女の子の事情だから恥ずかしがるかもしれないけれど
それでも使い魔のアナタが傍に居てあげることで
きっとルイズを落ち着かせてあげることができるはずと言ってくれた

コンコン
「ルイズ、入るぞー」
部屋に入るとルイズが膝を抱えてベッドに寝ている
向こう向きでこちらからは表情をうかがえない
俺はそのまま言葉を続けた
「何も食べないのは体に悪いぜ。今、シエスタからあったかいスープをもらって
きたんだ。これだけでも食べないか?」
「・・・・ん・・・ぅん・・・」
すごく元気がない返事だ
本当に珍しい

今月はそんなに酷いんだろうか
童貞の俺には全然わからないけど
辛そうにしているルイズを見ていると
小動物のようでとても愛おしくなる
ケツの穴がキュと引き締まるような
切ないキモチだ

「ほら・・起きろよ・・・」
俺はルイズを抱えるように起こしてベッドに座らせ
鍋から皿にうつした暖かいスープをルイズに渡した
2口・・・3口・・・口に運んだかと思うと
「・・・もう要らないわ・・・」と言って
皿を俺に返した
そして辛そうな表情でまた横になって膝を抱える
「寝るなら着替えなきゃダメだろ。ほら脱がせてやるから。」
「なっ、なな何言ってるのよ!エロ犬!もうほっといて!」
と顔を少し赤くしていつもより元気のない声でツンとする

そういえば最近ルイズが服を着せろとか脱がせろとか言わなくなった
以前は男と思われてないというか
平民だからなのか
それとも使い魔だからなのか
そもそも恥じらいがないのか
とにかく全裸こそ見せないものの着替えまでさせられていたのだ
何様のつもりだと思いながらも
そのとき触れたすべすべの柔らかい肌や脳に焼き付けたビジョンで
ルイズが寝静まったあと、必死でオナニーしたものだが
いつのころからだったかそういうことがなくなってしまった
でも今日は体調が悪いのだからしょうがない
恥ずかしいとか言ってる場合でもないだろうに

「いいから!そのままじゃ苦しいだろ!」
「あ・・・」
ルイズは特に抵抗もせずにされるがままになってくれた
顔は真っ赤になっていて俺の目を見ようとしない
なんだかこんなときだけどすごく興奮してくる
また体を抱えるように起こしてシャツを腕から抜き取り
ストッキングをスルッと引っ張り脱がせた
スカートは恥ずかしいからと自分でベッドに膝で立ってストンと膝まで下ろした

「・・・あっ・・・」
ちょうどその時ルイズの真っ白で柔らかそうな白いフトモモに経血が垂れてきた
「いた・・・ぃたっタタ・・・・」
ルイズは下腹部を押さえて泣きそうな顔になる
俺はとっさにベッド脇にあったタオルで垂れてきた血を拭きとり
そのままタオルでルイズの股間を下着の上からやさしく押さえて
オムツのようにしながらルイズをひょいと抱えてトイレにつれていった

ルイズは恥ずかしい姿を見られてしまったと思っているのか
耳まで真っ赤にして目にいっぱい涙を溜めて
黙り込んでしまって俺のほうを見ない
ぐっと痛みに耐えているのだろう
俺も何も言わなかった
ただその匂いと初めて実際に目にする生理現象のエロティックさに
俺のチンコはギチギチに勃起していた
午後の授業中の女子トイレには幸い誰も来なかった

ひととおり経血が出てしまう間に新しい下着とこの世界のナプキンのようなものを用意した
汲んできたお湯と絞ったタオルでルイズの産毛すら生えていないわれめと
血の流れたあとが少し固まって模様を描いている白くて柔らかいフトモモを拭いてあげる
その間もルイズは何もしゃべらなかった
ただ時折敏感な部分にタオルが触れるとビクッとして聞こえないぐらいの
切ない声を漏らしてしまう

自分の全部を晒してしまった事がすごく恥ずかしくて悔しくて
痛みに耐えて真っ赤に赤面しながら
されるがままになっているこの少女をとても愛おしく思う
綺麗に拭いた後は清潔な下着を履かせてあげてルイズを部屋まで抱っこして帰る

ルイズをベッドに寝かせて俺も一緒にベッドに入った
背中からルイズを抱きかかえるようにして
両手でルイズのおなかを暖めてあげる
ルイズの首筋の辺りと髪の毛にもふもふするとあの甘いミルクのような匂いと
シャンプーのいい香りがする
チンコはさっきからギンギンでルイズの背中にあたっていて気持ちいい
ルイズの心臓がすごくどきどきしているのが背中からでもわかる
身体が密着してあるいは俺自身の鼓動だったのかもしれない
そのときずっと黙っていたルイズが本当に小さな声で「・・・・ありがとう・・・」って言ったんだ

朝だ
本当によく寝た
あのまま軽く16時間ぐらい寝たような気がする
夢精したのかパンツの中がガビガビだ
どうやらルイズは先に起きたみたいだ
「ふぁ・・・・おはよう・・・ルイズ、もう大丈夫かぁ?」
「ええ・・おかげ様で・・・。・・・ところでサイトォ、それはなぁに?」
よかった
今日はすっかり元気そうだ

・・・ていうか何か怒ってないか?・・・なんかムチ持ってるし・・・
って、「それ」って何のことだろう?
・・・ポケットからルイズのショーツがのぞいていた。昨日くすねていたヤツだ・・・
「い、いや、これは・・・そう!今から!今から洗おうと思ってさ・・・ハ、ハハは〜」
「・・・ア、アンタは・・・昨日も弱ってる私にはしたないものを押し付けて・・・このヘンタイ犬・・・
どうやらまだご主人様への忠義の尽くし方がわかっていないようね!!!」
「ひぃぃぃ〜そんなぁ〜!」
ムチでボコボコにシバかれながらもやっぱりルイズはこうじゃないとって思ったんだよ

〜fin〜

top

inserted by FC2 system