「感じるルイズ」を知っているだろうか?
これはゼロの使い魔という俺が大好きなアニメのドラマCDだ。
でも只のドラマCDではない。
バイノーラル録音という特殊な録音方法で記録されているため
まるでアニメキャラクターが自分のすぐ傍に居るような
立体的な音場環境を作り出すことができる。

ルイズが自分の耳元で囁いたり罵ったり、
その呼吸音も唾液を飲み込む音も舌の動く音に至るまで
目を閉じれば本当に彼女がそこに存在するかのように
その仕草や息遣いが伝わってくる。
その時は決まって俺の顔はとても人には見せることはできない
醜くニヤけた表情になって、ムクムクとペニスが勃起し
無意識の内に右手がトランクスの上から刺激を送っていたりする。

ただこのCDを楽しむためにはヘッドホンが必要になる。
ヘッドホンで聞かないことにはその効果が得られないのだ。
・・・俺はヘッドホンをつけるのが嫌いだ。
耳が疲れるのだ。寝転がりながら使うのも不便だ。
だけどこのCDだけはヘッドホンで聞かなければ意味がない。
昔デザインを好んで安く買ったゼンハイザーのHD475を
押入れから引っ張り出した。
折角買ったのにほとんど使ったことがなかった。

その日もそんな感じだった。
ルイズが可愛い声で俺の周りを歩き回る。
可愛い。愛おしい。抱きしめたい。ちゅばちゅばとルイズの
舌に吸い付いたり、カウパーでネトネトになったチンコを
ルイズのフトモモに擦り付けたりしたい。
もっとボリュームを上げよう。
もっと鮮明な声が聞きたい。
ルイズとセックスがしたい。

突然部屋の引き戸が開いた。
おそらくノックは聞こえなかったのだろう。
びっくりして停止ボタンを押してヘッドホンを外した。
妹の美希だ。
美希は申し訳なさそうにボリュームを少し下げてほしいというのだ。
!!??
・・・その時初めて知った。
俺が使っているケンウッドのアンプはヘッドホン端子を
挿している状態でもスピーカーからも音が出るということを。

このCDを購入して2週間・・・ほぼ毎日聞いていた。
そして聞かれていたのだ・・・。
今日はニヤけた顔も見られたかもしれない・・・。
恥ずかしい・・・。美希はこんな兄をどう思うのだろう。
どう考えてもキモチワルイ。変態だこんなの。
そんな自己嫌悪の想いがガチガチに勃起していた
チンコをみるみるうちに萎えさせた。

美希が高校に進学して会社の寮で暮らす俺の部屋に同居
するようになってもう8ヶ月も経つ。
8歳も年下の歳の離れた妹は俺にとって非常に可愛い存在だ。
親からも兄からも甘やかされて育ったにもかかわらず
事勉学に関しては三流大学出の俺が情けなくて眩しすぎるような
スーパーエリートになってしまった。
高校生クイズに出てくる学生を思い浮かべてもらえばいい。
俺のような一般人から見ればある意味オカシな人ともいえる。

美希は子供の頃から俺にはすごく懐いていて
俺が就職で家を出る時はずいぶん泣かれた。
寂しい気持ちは俺にもあったけど、親元を離れて自分だけの城を手に入れた
時は嬉しかった。メシも風呂もオナニーも自由。休日いつまでも寝ていたって
誰にも文句を言われない。今まで買えなかった抱き枕も買った。
エロ漫画も部屋に散らかし放題。

だけどそんな生活も一年で終わってしまった。
都内の東大進学率上位を争う女子校に美希が入学するというので
実家よりも通い易い俺の寮に美希も一緒に住むことになってしまったのだ。
仕方なく抱き枕やエロ漫画は押入れに片付けた。
俺がアニメ好きで世間一般的に言われるオタクの様な一面を持っている
ことは美希も知っているのだろうけどさすがに見られてはいけないものだってある。

「が、学校はタノシイかい?」
美希が作った麻婆茄子を食べながらさっきのことはもううやむやにするしかない
方向で事を進める。口元に垂れ下がる髪の毛を左手で押さえながら、口に運ぼうと
していた箸を下ろすと、俺の顔を見てにっこりと笑って、
「ヘンな質問。」
と美希が言う。

今日の日本史のテストの自己採点が夏奈ちゃんに負けていたこと。
数学はクラスでトップだったこと。
明日の生物のテストが憂鬱なこと。
試験期間明けの部活が楽しみなこと。
いつものように嬉しそうに俺に話をしてくれる美希の可愛らしい
表情を見ながら、俺の趣味に詮索も意見もしないこの妹を
なんてできたヤツなんだろうと感心する。

肌を寄せ合ってTVを見たり、手を繋いで買い物に行ったり、
髪の毛を切ってもらったり、巨乳攻撃!なんていってBカップの
おっぱいを背中に押し付けてきたり、そしてふざけてジャレあったり、
世間的にはキモイ俺でも妹の美希は屈託なく俺に笑いかけてくれる。
俺が童貞でアニメオタクな理由もそういうことだ。
妹より可愛い三次が居ないのだ。

もちろんそれはモテない人間の言い訳に過ぎないのかもしれない。
でも兄に生まれたからこそ楽しめる行為は世界共通だと思う。
月水金は塾で美希の帰りが遅い。
俺は洗濯籠にわざわざたたんで入れられている美希のショーツを
手に取る。下半身はすでに丸出しでエアコンのとどかない部屋の中を
歩き回ると、露出した亀頭に冷たい風が当たって玉袋が縮み上がる。

そのまま堂々と美希の部屋に入ってゴミ箱を漁る。
使用済みのナプキンはすぐに見つかった。
恥ずかしいのか美希はトイレのサニタリーボックスは使わないのだ。
そう。毎月のこのシーズンはルイズでのオナニーはお預けとなる。
いきり立ったチンポを揺らしながら自室に戻ると
ベッドの上に大股を広げて座りチンコにショーツをあてがう。
歳相応に少しだけオシャレな、いかにも女子高生が履くパンティだ。

チンコを刺激したいのを一生懸命ガマンしながら
包装ラップを引き剥がして丸められたナプキンを広げる。
自然と鼻息が荒くなって心拍数が上がるのを自覚する。
経血はあまりついていない。
それでも鼻に近づけるだけで生臭い鉄のいい匂いが漂って
ものすごい興奮が俺を襲う。一気に息を吸い込むと
ヌルッとした匂いにかすかなアンモニア臭がアクセントに
なって頭をガツンと殴られた様なハイな気分になる。

ショーツにくるんだチンコを激しく摩擦する右手がダルくなっても
擦るのをやめられない。実の妹のパンティの生殖器を覆っていた
まさにその場所に兄のぬるぬるの粘っこい先汁が塗りたくられて
いるという事実がさらにテンションを高めてしまう。
ハァ・・・ハァ・・・
も、もうイキそうだ・・・。
イキそうになった瞬間ショーツからチンコを覗かせ
激しく手コキした後、グッと根元に皮をたぐり寄せて
亀頭をパンパンに突っ張らせる。
そしてナプキンを鈴口にあてがった。

びゅっ、びゅうっっっーーーっ、びゅぅぅぅぅぅっっーーーっ!!!!
美希の経血が滲みこんだその場所に勢いよく精液が吐き出される。
ぐちゃぐちゃにした茶碗蒸しのようなぷるぷるの精液は
吸水力があるナプキンにもなかなか滲み込んでゆかず
肩で息をしながらそのずっしりとしたホカホカの満足感を感じる。
そして美希のショーツでチンコを綺麗に拭ったあと洗濯機を回して
へろへろになりながら美希を迎えに行く。
月初めの塾の日は、来るのが待ち遠しい俺にとっての特別な日だ。


午後から有給休暇をとることにした。
そういえば今日で期末試験が終わると美希が言っていたのを思い出す。
午前中には家に帰っているだろう。
寮の部屋の前まで来て俺はいかにもガキっぽいいたずらを思いついた。
こっそり忍び込んで驚かせてやろう。
そのバカバカしさと美希がびっくりする顔を想像して顔がほころぶ。
ゆっくりと鍵穴にカギを挿し込み、物音を立てないように静かに玄関に入る。

玄関からすぐの美希の部屋の引き戸は開いていて
誰も居ないことがわかった。
(あれ?俺の部屋かな?)
TVは俺の部屋にしかない。
普段からTVをほとんど見ない美希も今日ぐらいはくつろいでいるのだろう。
息を殺して移動すると逆に鼻息が荒くなって息苦しい。
ようやく溜め込んだ空気を一気に吐き出すように
引き戸をガラッと開けて「ただいま!」と叫んだ。

「!」
ベッドの上に座っている美希と目が合う。
美希はびっくりしすぎて声も上げられずに
目を真ん丸くさせて固まってしまった。
美希の左手にはくしゃくしゃに丸められたティッシュが
たくさん握られていてそれで口と鼻を覆っている。
右手は制服のチェックのスカートをたくし上げて白い太もも
の間にあった。

美希が握っているティッシュは、今朝俺が朝立ちを
治めるための自慰行為で使ったものだ。
普段ではありえないほど頭が回転してすべての状況を一瞬で把握できた。
でもその時点でオーバーヒートして真っ白になる。
やっちまった・・・。
美希の顔はみるみる真っ赤になって今にも泣き出しそうな表情になる。
次に我に返ると美希をベッドに押し倒していた。

「なっ!!!!・・・・えっ!???」
美希もわけがわからずに、言葉にならない。
もうめちゃくちゃだ。
「美希っ!美希ィ!ハァハァ・・・美希ぃ〜!!!!」
べろべろとうなじの辺りをもふりながら左手で胸をまさぐり
右手でスカートを捲り上げながらふとももの外側を撫でまわす。
「こ、こら!おにぃちゃ・・・やめっ!・・・っあん!ダメ・・・っ!」

「ズビシッ!」
と美希が口で擬音を発しながら俺の脳天にチョップを食らわす。
ハッとして美希から離れた。
「・・・ごめん。」
その言葉を聞いて、
やれやれといった表情になった美希が乱れた息を整えながら
「もう・・・帰って来るなら電話してよ。」
と言う。
「・・・ごめん。」
そう、これは全部俺が悪者になることでうやむやにする流れなんだ。

・・・・・・・
プルルルルルルッ・・・・
「・・・ハイ?・・・・なんだ母さんか・・・何?・・・うん・・
就職活動?何言ってんだよ母さん、もう俺社会人2年目だよ?
今日は午後から有給だよ。・・・・え?はぁ?意味わかんないよ。
そうだ、美希と代わる?・・・・え?誰?って美希だよ美希!
娘の事忘れたのか?・・・・・えっ・・うん・・・ちょっ、何泣いてる
んだよ?・・・・代わらなくていいの?・・・じゃあ切るよ?
・・・って大丈夫??・・・・うん、じゃあね・・・。」
・・・母さんまだまだ若いのに健忘症にでもなったんだろうか・・・。
「なぁ、美希おかしいんだぜ?母さんがさぁ、ハハ・・ハハハハッ・・・。」

〜fin〜

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